
Serato DJ Pro 5.0のパブリックベータ版が公開されたので、MacBook Pro 2020 Intelへ実際にインストールしました。
今回は、これまで使っていたSerato DJ Pro 4.0を残したまま、5.0ベータ版と併存させています。
ベータ版は正式リリース前のテスト版です。不具合が発生したときに4.0へ戻せるよう、現在使っているSerato DJ Proを消さずに残しておくと安心です。
この記事では、既存アプリの上書きを防ぎながら、Serato DJ Pro 5.0ベータ版をインストールする手順を紹介します。
※本記事はMac版Serato DJ Pro 5.0.0.697パブリックベータ版をインストールした時点の内容です。ベータ版の更新により、画面や手順が変更される可能性があります。
✔︎インストール前に確認すること
Serato DJ Pro 5.0ベータ版を入れる前に、以下を確認しておきます。
Seratoのライブラリデータをバックアップする 使用している音源ファイルをバックアップする 現在のSerato DJ Proを削除しない 本番のDJプレイへすぐに導入しない 使用中のDJ機材が対応しているか確認する
Serato公式も、ベータ版のテスト前にSeratoデータと音源をバックアップするよう案内しています。
また、Serato DJ Pro 5.0はmacOS 11 Big Sur以前にはインストールできません。使用中のmacOSも事前に確認してください。
✔︎既存のSerato DJ Proを「4.0」へ名前変更する
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5.0ベータ版をそのままアプリケーションフォルダへ追加すると、すでに入っているSerato DJ Proが上書きされる可能性があります。
私はインストール前に、既存のSerato DJ Proの名前を変更しました。
Finderを開く 「アプリケーション」フォルダを開く 「Serato DJ Pro.app」を選択する アプリ名を「Serato DJ Pro 4.0.app」へ変更する
変更前:Serato DJ Pro.app
変更後:Serato DJ Pro 4.0.app
【画像:Serato DJ Pro.appとSerato DJ Pro 4.0.appが並んでいる画面】
既存アプリの名前を先に変更しておけば、新しく追加する5.0ベータ版と区別できます。
この作業で変更するのはアプリの名前だけです。ライブラリ内の楽曲やクレートを削除する操作ではありません。
✔︎Serato DJ Pro 5.0 Public Betaのページを開く

次に、Serato DJ Pro 5.0 Public Betaのフォーラムを開きます。
フォーラムには、以下のような項目が表示されています。
Welcome! Lucid Beatgrids FAQ's Download the latest Serato DJ Lite 5.0 Beta version Download the latest Serato DJ Pro 5.0 Beta version
Serato DJ Proを使用している場合は、「Download the latest Serato DJ Pro 5.0 Beta version」を選択します。
DJ Liteではなく、DJ Proのダウンロードページを選んでください。
✔︎Mac版のベータ版をダウンロードする

↓

ダウンロードページを開くと、アップデート内容や既知の不具合が表示されます。
ページ下部までスクロールし、「Downloads」にあるMac版のリンクを選択します。
【画像:リリースノート下部のDownloads】
Windowsを使っている場合はWindows版を選択します。今回はMacBook Proへインストールするため、Mac版をダウンロードしました。
ダウンロード前に、同じページへ掲載されている「Known Issues」も確認しておくことをおすすめします。
✔︎Serato DJ Pro 5.0ベータ版をインストールする
Mac版のファイルをダウンロードしたら、ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内に従ってSerato DJ Proをアプリケーションフォルダへ追加します。
既存のアプリは「Serato DJ Pro 4.0.app」へ名前を変更しているため、新しい5.0ベータ版は「Serato DJ Pro.app」として追加できます。
インストール後、アプリケーションフォルダに次の2つが表示されれば併存できています。
- Serato DJ Pro.app:5.0ベータ版
- Serato DJ Pro 4.0.app:これまで使っていた正式版
【画像:アプリケーションフォルダ内に2つのSeratoがある状態】
これで、5.0ベータ版に問題があった場合も、4.0を起動して元の環境へ戻れます。
✔︎Serato DJ Pro 5.0を起動して確認する

アプリケーションフォルダに追加された「Serato DJ Pro.app」を開きます。
初回起動時に「What’s New in 5.0」と表示されれば、5.0ベータ版のインストールは完了です。
【画像:What’s New in 5.0の画面】
起動後は、いきなりライブラリ全体を再解析せず、まず数曲で以下を確認すると安心です。
楽曲を正常に読み込めるか クレートやキューポイントが残っているか 使用しているDJ機材を認識するか 音声が正常に出力されるか アプリが重くなったり落ちたりしないか
私のMacBook Pro 2020 Intelでは、新しいビートグリッドの解析やSpotify・Beatportの切り替えを含め、安定して動作しました。
✔︎5.0ベータ版と4.0の使い分け
2つのアプリを併存させたあとは、目的に応じて起動するアプリを選べます。
新機能を試す:Serato DJ Pro.app 安定性を優先する:Serato DJ Pro 4.0.app
5.0ベータ版では、新しいビートグリッド形式が既存のグリッドデータと一緒に保存されます。古いバージョンで曲を読み込んだ場合は、従来のビートグリッドへ戻ります。
ただし、Flexible Beatgridしかない曲は、古いバージョンではグリッドが表示されません。最初はコピーした音源や少数の曲で試した方が安全です。
また、ベータ版で新しい解析を試す場合も、現場で使う前に4.0と5.0の両方でライブラリや機材の動作を確認してください。
✔︎上書きを防いでから5.0ベータ版を試そう
Serato DJ Pro 5.0ベータ版は、現在のバージョンと別にインストールできます。
今回行った手順をまとめると、以下のとおりです。
Seratoデータと音源をバックアップする 既存の「Serato DJ Pro.app」を「Serato DJ Pro 4.0.app」へ変更する Public BetaフォーラムからMac版をダウンロードする 5.0ベータ版をアプリケーションフォルダへ追加する 4.0と5.0が両方残っていることを確認する 5.0を起動し、少数の曲と使用機材で動作確認する
既存のSerato DJ Proを先に名前変更しておけば、上書きを避けながら5.0ベータ版を試せます。
ベータ版には既知の不具合もあるため、イベントや現場で使用する前に、自宅で十分に確認することをおすすめします。
Serato DJ Pro 5.0の新機能や、Lucid Beatgrids、Cue Loops、SpotifyとBeatportの同時利用を試した感想は、別の記事で詳しく紹介しています。
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