こんにちはMSです。
先日このような本を読みました。↓
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことをやりなさい』
きっかけはYoutubeの岡田斗司夫さんの動画になりますが、面白そうで本を実際に読んでその中のワークアウトである「モーニングページ」を3週間ほど継続してみました。
【39分くらいから】
この記事では
モーニングページとは何か モーニングページのやり方 モーニングページをやってみて感じた効果や変化
3点を中心にまとめていきます。
1週間目の記事はこちらにまとめています。
モーニングページとは?
ジュリア・キャメロンの著書『ずっとやりたかったことをやりなさい』に登場する「モーニングページ」は、創造性を高めるためのシンプルかつ強力なツールです。
毎朝、起きてすぐに3ページ分の手書きで自分の思考を記録するという実践方法が基本です。日記(ジャーナル)と異なり、モーニングページには文法や表現の美しさは求められず、内容も一切問われません。
目的は、脳内の雑念や不安、ネガティブな思考を紙に書き出すことで、それらを整理し、創造的なスペースを解放することにあります。
モーニングページとジャーナリングの違い
モーニングページとジャーナリングはどちらも書くことを通じて自己を表現する手法ですが、いくつかの重要な違いがあります。
目的の違い
ジャーナリングは自己分析や日々の出来事を振り返ることが目的となることが多く、特定のテーマや課題に焦点を当てることが一般的です。対してモーニングページは、クリエイティブなブロックを解消するための無意識の思考を表出させる行為です。特定の目的やテーマを持たず、制約を設けないことが大切です。
書き方の違い
ジャーナルは整理された思考や感情を記録し、時には文体や表現にこだわることもありますが、モーニングページでは「何を書くか」を考えないで流れるように手を動かすことが重要です。
時間帯の違い
モーニングページはその名の通り、朝一番に行うのが原則であるのに対し、ジャーナリングはいつでも行うことができます。
モーニングページをやることで得られる効果
モーニングページを続けることで、次のような効果が期待できます。
✔️創造力の解放
毎日の「頭の中の掃除」によって、脳の中の混乱や余計な思考が整理され、自由な発想や新しいアイデアが生まれやすくなります。
✔️ストレスの軽減
ネガティブな感情や不安を紙に書き出すことで、それらを頭の中で抱え込む必要がなくなり、心が軽くなると感じることがあります。日々の生活や仕事で生じるストレスを減少させる手段にもなります。
✔️自己理解の深化
モーニングページは、自分の内なる声を掘り下げる機会でもあります。無意識に書かれる言葉の中から、自分が抱える悩みや願望を見つけ出すことができます。
✔️日常的な問題解決能力の向上
モーニングページを通じて、自分の思考パターンに気付きやすくなり、物事に対する見方や考え方を柔軟にすることができます。その結果、日常の問題に対する解決策を見つけやすくなります。
モーニングページのやり方まとめてみました。
モーニングページの実践は非常にシンプルですが、継続することが重要です。以下に、始めやすいステップとコツをまとめました。
✔️朝一番に書く
起きてすぐの時間は、頭がまだクリアで、雑念が少ないため、最も効果的です。コーヒーを飲んでリラックスしながら取り組むのもよいでしょう。
✔️3ページ手書きで書く
モーニングページは必ず手書きで行うことが推奨されています。パソコンやスマホではなく、紙とペンを使いましょう。また、3ページ分という量は頭を空にするのにちょうど良い長さです。
✔️何も考えずに書く
内容は一切問われません。考えが浮かばない時でも「何を書こうかわからない」と書くことが許されています。重要なのは手を止めないことです。
✔️批判しない
書いた内容を後から読み返して批判したり、評価したりしないことがポイントです。自分の思考や感情をそのまま受け入れることが、モーニングページの醍醐味です。
モーニングページを3週間やった効果や変化
私はモーニングページを3週間ほどやってみましたが、3週間を経過すると習慣化ができてきて毎日継続することがでています。
実際に感じた効果や少し自分に合わせたモーニングページにしたので紹介していきます。
モーニングページを始めてから何が変わったか【3週間目の効果】
1週間目の記事はこちらにまとめています。
頭の中がスッキリする
朝起きてからすぐに取り掛かるようにしていますが、頭の中に浮かんでいることを全て書きまくりました。
序盤は「朝起きるのが辛い」とか「今日はぐっすり眠れたから体が軽い」とか体調のことから始まり、日によりますが、仕事でモヤモヤしていることとか、今日やらなきゃいけないタスクとかとにかく思いつくままに書くことにした結果、頭の中で考えることが少なくなり、ネガティブな感情が比較的少なくなった状態で1日をスタートできるようになった気がします。
ネガティブ感情がほとんど消えてポジティブになってきた
私は営業職ですが、社内のノルマや仕事の予期せぬトラブルなどで常に頭の中で自問自答してましたが、モーニングページを始めてから3週間目からはトラブルやノルマなど現状を受け入れてその先を考えられるようになりました。
そのおかげで早めに修正をすることができるようになって、大きいトラブルなど未然に防げるようになりました。
仕事に対する意識が変わった
私はコンサル営業系の職なので事務職と違って自分で仕事を受注する仕事になります。
なので毎日のスケジュールは基本的に自由で結果を残すものになっています。
毎日のスケジュールが決まっていないからこそだらけてしまったり、仕事をとりに行かなかったりとだらだら仕事をしていましたが、モーニングページを書き始めてから効率よく仕事を片付けるにはどうしたらいいか書くようになり、仕事を短時間で成果を上げるように意識が変わりました。
仕事の効率化ができるようになった
モーニングページの中で好きなことを書きますが、モーニングページを書き進めていると必ず仕事のことが頭に浮かぶので仕事のタスクや1日の流れを書き出すようになりました。
1日の動き方や目標、決意を無意識に書き出すようになり、日中はそれを達成するように動くことが多くなりました。
朝に、今日のやること書くので帰社後の事務処理も明確になることができ、残業をすることなく帰れたり、期限が先のものに着手し余裕を持って片付けられるようになりました。
書く内容の変遷や感じた効果
負の感情をほとんど書かなくなった
書き始めは●●が嫌だな・・とか●●したくない・・とか負の感情が半分くらい占めていましたが、3週間目が経過して、考えることが前向きになりました。
前向きの先でこれからの対策を考えるようになったり、達成するための目標を考えるようになりました。
1ページでも効果を感じるかも?
モーニングページを初めてみて最初は1ページ書くのに30分くらい費やして1時間30分かかって朝習慣にしていた筋トレとかウォーキングとかができませんでした。
他に実践している人では1日1ページのルールでやっている方が何名かいたので1ページでも問題ないかと思います。
早起きするようになった
モーニングページをやり始めた時は早起きは義務感でしたが、3週間目に突入してからは自然と早起きをするようになり、5時半くらいには起きるようになりました。
出社時間は8時から8時半くらいですが、モーニングページを始めてからウォーキングをしたり、資格の勉強をするようになりました。
寝るのが大好きなので最初は苦痛でしたが朝は起きするために前日は早めに寝るようになりました。
モーニングページは毎日続けられるのか?
モーニングページは正直、朝の忙しい時間の30分ほど時間を取られます。
朝忙しい方や起きるのが苦手な方でも少しでもやれば効果は得られるかと思います。
私なりにどのように向き合えばいいか解説していきます。
✔️時間がなくても3行は書いてみる
最初のほうは毎日A4ノートを埋め尽くすまで書くのはかなり根気がいる作業だと思います。
時間がある時は1ページから3ページ書いて、時間を確保できない時でも10分は時間を割いて3行だけでも書く習慣を身につけることをお勧めします。
✔️やり始めるとモーニングページのために早起きしたくなる
私はモーニングページの効果は瞑想(やったことないです)とかと同じで1ヶ月くらい継続しないと効果を感じることができないものだと思っていました。
ですが、初日から頭の中がすっきりした状態で1日を過ごすことができたのでかなり即効性が高い習慣だと思っています。
1ヶ月やってみて効果がなければやめようと考えていましたが、逆に効果をすぐに感じることができたのでモーニングページの時間を確保するために早起きするようになりました。
最後に
モーニングページを始めてから3週間経過しましたが、仕事の進め方が速くなったり、規則正しい生活に変化していきました。メンタル面に関しては朝からスッキリした状態になれるのと終日負の感情を考えなくなったので1日過ごすのがとても楽になりました。
メンタル面や仕事で悩みがある方はこの習慣は気軽に始められるのでぜひやってみてください!!